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日曜

日曜日は、夜、外食になることが多い。
店もあるし、子供が休みで家にいるしで、夕飯の準備がなかなか出来ないからだ。
今日は、近くのショッピング・モールへ。
大勢の人・人・・
生活必需品とお手軽なほどほどの商品に満たされた場所・・得られるそこそこの満足感・・・
そして、やはり便利だ。
レストラン街は、かきいれ時だ。
バイキングの店に入る。
値段は思ったほど高くなく、結構込んでいる。
我われと同じような子連れの家族や、カップル、女性の仲間同士など。
お盆に、イタリアン、中華、サラダにデザート、かやくご飯・・・節操のない盛り付け。
ピザが思ったより美味い。
子供はジュースを許されて喜んでいる。
店の一角のテーブルで、車椅子に掛けた、脳性マヒ方面の障害を負った若者と家族が団欒している。
若者は、食事の介助を要する重度の障害。
こういった店はバリアも低いし、利用しやすいのだろうと考えた。
6歳の息子が、小声で言ってくる。
「父ちゃん、あの人ちょっとキモチ悪いって思っちゃった・・」
さて、こんなとき親の言葉は慎重でかつホントウでなくてはならない。
ひと呼吸頭をめぐらせて、言葉を選ぶ。
「・・・あの人は、自分で自分の体がうまく動かせないんだよ。ちょっと気持ち悪く見えても、心はみんなと違わないョ・・」
息子は、保育園時代のクラスにいた障害のある子のことを思い出して、彼なりの理解を示した。
・・・心は、みんなと違わないョ
なるほど・・自分の言葉に、納得させられた。
ピザをおかわりし、妻にも勧める。案外、いけるよ、ここのピザ・・
下の子がジュースをこぼす。
by sakura-blend | 2006-05-29 01:34 | よしなしごと
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