КИЕВ 60

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オークションで、 画像なし。ネーム不明(K N E B ?)。動作不明。80mmレンズ、カビあり。即決¥3000。という怪しい条件で出品されていました。 

安さに釣られて落札しました。

КИЕВ ・・・?  キエフと読みます。

キエフ60 TTLというロシア(ウクライナ)製のカメラです。

6×6フォーマット(ブローニーフィルム使用)の一眼レフです。

旧東ドイツのペンタコンシックスというカメラを範として、当時のソ連・ウクライナで作られました。

1970年頃、前身のキエフ6Cが開発され、80年代に60 TTLに引き継がれて、以後つい最近まで製造は続いていました。

今でもARAXという会社で製造在庫品が新品で売られています。


とても大きいです。 「バケペン」と呼ばれるペンタックス6×7とおなじくらいのサイズ。 重いです。

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キエフ60は、前述の東独のペンタコンシックスとマウントが共通であるため、名玉カールツァイスをはじめとする数多くの交換レンズが使えます。

昨今のましかく写真ブームで再評価されてもいいと思うんだけど、いかがなもんでしょう。

欠点としては、ロシア製カメラの常として製造が荒っぽいため、コマ間がダブる、シャッターが信頼できないなどなどいろいろと指摘されています。 古い外車をヒィヒィ言いながら乗るような覚悟が必要とされるようですね。

僕も届くまでは「まず動くのだろうか?」という点を心配していたので、シャッターが切れた時にはホッとしました。

コマ間の問題をあらかじめチェックするために、テスト用フィルムを入れて、B(バルブ)でシャッターを切り、マウント側からマジックでフィルムに印を付けるという作業をまずは行いました。

結果、ギリギリコマ間は分離していたようですが、やはりすぐにもダブってしまいそうな微妙さ。

このコマ間を広げるための改造法がネット上に公開されているのですが、一部に「その方法は、シャッター幕の破損につながる怖れがある…」との声もあり、とりあえず大事を取って「フィルムのリーダー部にガムテープを貼って軸の厚さを稼ぎ、結果的にコマ間を確保する」という裏技を採用することにしました。

さて、オークションの紹介文にもあったレンズのカビのほうが結構ひどく、前の2枚を外して清掃しましたが、若干のくもりとコーティングの痛みを残しました。(画像ではキレイそうに写ってますけど。)まぁ周辺だからいいかな。

レンズの名前もロシア語表記で謎、英語表記ではMC VOLNA-3 80mm F2.8 とのこと。

レンズ銘表記からすると90年以前の製品なのだろうか。

まずは試しとフィルムを入れてみた。

ちゃんと写ってるといいなぁ〜
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by sakura-blend | 2010-09-16 03:53 | Kiev 60
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