学生時代に友人にすすめられて観た映画があって、とてもおもしろかったのにタイトルを忘れてしまった。
かなりマイナーなSF映画なのでレンタルでも見つけられず、そのうち探すのもあきらめてしまった。
それから10数年経って、別の友人と話していた時に、ふとその映画の筋を話したら、それはたしか『タイム・アクセル』というのじゃないかと。彼も観たのだという。
検索してみたらまさにビンゴであった。
それで、ライフログにお気に入り映画として表示していた。
今更ながら、どこかに動画がアップされてないかと検索したらあっさり見つかったのだった。
『タイム・アクセル 12:01』
なつかしい!
粒子加速器の暴走で時間の流れの針飛びが起こり、延々と繰り返されることになった火曜日。
主人公だけは偶然、そのタイムループの中でひとり記憶をとどめたままで過ごす。
毎朝起きる交通事故/コーヒーをこぼす同僚/責め立てる上司/そして・・・
リピートする毎日を元の流れに戻し、明日を迎えるには、実験をなんとしても阻止しなくてはならない。
タイムループ・お姫さま救出譚ともいえるこの作品、観直してみたけれど、やっぱり色褪せずおもしろかった。
(『ラン・ローラ・ラン』『バタフライ・エフェクト』など、ほかにもタイムループものはおもしろいものがある。『恋はデジャブ』がプロットが似てるそうだが、未見。)
繰り返されるルーティンな日々、ぼくらも見えないタイムループの中にいるのだ。