小樽散歩 その1 ミツウマの浅靴

妻がミツウマの浅靴を買いたいというので、小樽へ。
☆ミツウマは小樽にある老舗のゴム長靴メーカーです。
ベニさんのBLOG記事で知ったミツウマの浅靴・・・ ネットでも買えるが、ここはやはりベニさんに習って工場へ行かねばならぬ。
ミツウマのある小樽/奥沢の通りには小樽らしいモダンクラシカルな建築が並ぶ。
味のある銭湯の建物、まだ営業しているのだろうか。
そういえば花園のだるま湯もついに歴史に幕を下ろしたという。
沿道には別のゴム工場もある。ここはゴム・ロードなのか?

ミツウマ本社に到着、入り口の内線電話で用件を述べると事務の女性が出てこられて、応接室に通される。
ミツウマの建物も、木製のドアが妙に高くて、歴史的建造物の香り。このまま文化財にしてもいいのではないかと思われる重厚な作りだ。
昭和の映画の一シーンに出てきそう。むこうから木村功あたりが歩いてきそうな…

待っていると熱いお茶が出される。なんで靴買いに来て、応接室でお茶飲んでるのかちょっと不思議である。担当の方が浅靴を持ってきてくれる。
「浅靴はもうこのロットで最後なんですよ」とおっしゃる。え?そうなんですか?「きのうの新聞にも出たんですけれど、小樽の工場が10月いっぱいで操業を終えまして・・・」えー!知らんかった。今後は中国の工場での委託生産に移って、小樽ではもう生産はされないとのこと。創業以来90年、北海道人の足下を支え続けて来たミツウマ小樽工場の火は2週間ほど前に消えていたのだった。
くだんの浅靴はもう中国でも作られないのだという。残るロットが売れたらおしまい・・・
貴重な最後の浅靴を入手することが出来てラッキーであった。
しかし、さみしいなぁ…
デザイン的にも機能的にも、これは名品だと思うんだけどナァ〜

e0023068_2251116.jpg


☆浅い靴〜 履いてた〜 おんなのこ〜♪


靴一足買うだけの客にていねいに応対していただいて、なんだか申し訳ないほどのありがたさであった。
みなさんもぜひミツウマに浅靴買いに行ってくださいネ!

帰りに社屋の隣りに建つ工場を眺めた。かまぼこ型のトタン作りの工場の屋根を昨夜の雪が溶けて滑り落ちていた。別棟には社員食堂ならぬお風呂があった。工場で働くひとが汗を流したのだろうか。
妻は小学生の時にミツウマに社会見学に来たという。
小学生のみきちゃんは帰りに長靴を貰えると思いこんでいたので、貰えなくてたいそうがっかりしたそうだ。
ラスト浅靴ゲットでミツウマにたいする信頼もすっかり回復、「残りの浅靴、引取って売りたい〜」と結構本気で云っている。
[PR]
by sakura-blend | 2009-11-16 23:12 | よしなしごと
<< 小樽散歩 その2 ちまちま i... Rabbit >>